『男たちの大和/YAMATO』
2005年/東映/2時間25分 【オフィシャルサイト】監督:佐藤純彌
出演:反町隆史、中村獅童、鈴木京香、松山ケンイチ、渡辺大
2005年4月、真貴子(鈴木京香)は鹿児島県枕崎の漁師・神尾(仲代達矢)に60年前、戦艦大和が沈んだ場所まで舟を出してほしいと懇願した。真貴子を乗せた小型漁船を走らせているうちに神尾の脳裏にも60年前の出来ごとがよみがえってきた……。
実家の近くでロケがあった関係でチケットをもらったからと友人が誘ってくれました。戦争物は苦手なのであまり見ていないけれど、これまでの描き方とだいぶ変わってきた感じがします。烹炊所(ほうすいじょ…艦内のまかない場所は、こういう言い方をするんですね)の様子や、艦上で母や子の名を叫んだり、生き残ることを教え聞かすなんてシーンはあまりなかったと思います。
『プライベート・ライアン』で、戦場での食事の配給や衛生兵の様子があり、これがアメリカの戦争だったのかと思いましたが、今まで日本の作品がこういう描かれ方をしていなかったのですね。もっとも、やはり食料や救護の体制はかなりの差があったとは思いますが……。
「私も広島の軍需工場で……」、「実家の広島で待っています……」そう言う彼女たち、あぁ、広島……。彼女たちの運命もまた……。
それにしても、戦争経験のある人たちは本当に高齢になってしまいました。そして、私自身が、あの兵士たちの母親の年齢になってしまい、ただただ涙してしまいました。大和のセットも素晴らしいと思いましたが、久石譲の音楽も良かったです。長渕剛は好きな歌手ではないけれど、エンディングで聴くとジーンとさせてくれました。
伊勢佐木町の東映という場所柄もあって、年配の方が多かったのですが、若い人たちにもしっかり見てもらいたい作品です。苦手なジャンルとはいえ、敬意を表して「★★★--」。
この記事へのコメント
また観に行くつもりです。 (^^)
えぇ、CGなんかも良くできていて、いい作品でした。
高倉健の『ホタル』も見たのですが、こちらの方が★が多いです。
1/2吉祥寺で。当初。吉祥寺ではやらない風でしたが?
午前中はアニメ祭り。午後からの3回が大和でした。
nova旦が見たいというので私はお付き合い・・っていうか
鑑賞券。いただいたんですよ。
結果は。涙涙でした。
『散る桜 残る桜も 散る桜』の精神でしたね~~
エンディングの長渕さんの歌、佳かったです。
胸に滲みました。だれもスタッフロールが終わるまで
席を立ちませんでした。ご年配のおじさまが多かったような・・
事務所の若い子も良かったと云っていました。
潜水艦(ローレライ)のよりヨカッタかな~~(― ―*)。。oO
涙でしたねぇ……(T.T)
角川春樹さんが頼み込んで上映館を増やしたらしいですね。
DVDも相当売れると思うなぁ……。
ソコの所が心配ですが・・・
今度は 横山秀夫さんの『出口のない海』
回天隊『人間魚雷』のお話。大和のように
周辺の家族のものがたりも織り交ぜて
本を読みながらしみじみと涙したんですよ。
『美奈子へ・・・何も本当のことを話さない内に、さよなら
する事になってしまった。・・ごめんよ。
謝る言葉しか浮かばない・・・
でも敢えて云おうと思う。君にお願いがある、しばらく僕の
分身になってくれないだろうか…僕の見ることの
出来なくなってしまったものを君に見て欲しい。
たとえば今日の夕暮れの美しさを・・
たとえば夏の海のきらめきを・・
たとえば色づいた柿の赤さを・・
たとえば雪で覆われた高円寺の街並みを・・・
僕の代わりに見て欲しい・・
そうして美しい物を見ながら1年が過ぎたら
―――僕を忘れて欲しい
僕を消し去って欲しい。
―――中略――――
幸せに成って欲しい
幸せになると約束して欲しい。
君には生きて生きてもぅ嫌というほど生きて欲しい。
幸せに・・どうか幸せに!!』
後追いなどせずに生きて欲しい・・の心情が胸を打ちました。
nova旦はコレを見て回天の記念碑の場所に行きたい!
などといっています。知覧。沖縄。と触れた所為でしょうか。
そうですね、いろいろ意見や問題があるようですが、とにかく平和ということしっかり考え、維持したいものです。
私も「ホタル」で知覧に、「大和」でその記念館なども、行ってみたいと思っています。あぁ、そもそも神戸より向こうに行ったことがないので、広島にも行かなくちゃ……。