オプス・デイ、製作会社に注文……『ダ・ヴィンチ・コード』

確かに、小説はもちろん映画だともっと、それが真実だと思ってしまう人が多いかもしれませんね。何しろ、誰もが見に行くことのできる美術館や教会が舞台ですから。
 [ロサンゼルス 17日 ロイター] カトリック教会の組織、オプス・デイは、近々放映される「ダ・ヴィンチ・コード」について、カトリック教会に敬意を表す姿勢として、フィクション映画であることを示すディスクレーマーをつけるよう、ソニー・ピクチャーズに要請した。

 映画の基となった小説「ダ・ヴィンチ・コード」で、オプス・デイはイエス・キリストに関する真実を何世紀にもわたり覆い隠してきた宗教組織として描かれている。

 映画公開を1カ月後に控え、オプス・デイや他のキリスト教組織は、同作品の内容を信じるべきでないと主張するウェブサイトなどのスポンサーとなっている。

 聖金曜日の祝日にオプス・デイのウェブサイトに掲載された文書によると、ソニー・ピクチャーズがディスクレーマーをつけることを検討する可能性があるとする、一部報道が出ているという。

 オプス・デイは同文書で「ソニーが最終的にその方向で結論を出すことはイエス・キリストや教会の歴史、映画鑑賞者の宗教的信念などに敬意を表すこととなる」と強調している。


なにかと騒がしいこの作品、さらにまた訴訟が起こされるようでもあります。
 82年出版のノンフィクション本「レンヌ=ル=シャトーの謎/イエスの血脈と聖杯伝説」の作者2人が、「ダ・ヴィンチ・コード」は同書の盗作として著作権侵害で訴えていた件は、先日ロンドンの高等法院が棄却したばかり。今度はロシア人の美術史家ミハイル・アニキンが、「ダ・ヴィンチ・コード」は2000年の著書「Leonardo Da Vinci: Theology in Paint」の盗作として、ダン・ブラウンに対し、謝罪と「ダ・ヴィンチ・コード」で得た利益の半分を要求した。

 アニキン博士によると、同著ではダ・ヴィンチのモナリザ像がキリスト教会の風諭であることをはっきりと述べており、また、98年にその仮説をヒューストンからやってきたアメリカの専門家たちに披露しているという。その会合に参加した専門家の一人から「ある作家」にその仮説を教えてもいいかと聞かれ、アニキン博士は自分の名前がクレジット表記されることを条件に許可したというが、「ダ・ヴィンチ・コード」には彼の名前はクレジットされず、ダン・ブラウンからの連絡もなかったという。アニキン博士は、「ダ・ヴィンチ・コード」というタイトルを考案したのも自分だと主張し、ロシアとアメリカで訴訟を起こす考えだという。(eiga.com 4月18日)

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  • 監督が宗教組織と対立……『ダ・ヴィンチ・コード』

    Excerpt: 「オプス・デイ、製作会社に注文……『ダ・ヴィンチ・コード』」について★ 日本では、ここまで宗教の問題にはならないでしょうね……。  [ロサンゼルス 8日 ロイター] 今月公開予定の映画「ダ・ヴィン.. Weblog: kuemama。の≪ウェブリブログのへや≫ racked: 2006-05-09 23:23